白耳義(ベルギー)滞在記

2006年5月17日〜24日 ゲント

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バロック式だロココ様式だゴシックだと建築様式については
全くわかりませんが、

こういったヨーロッパの建築の細かい彫刻を見るのは好きです

「よくまぁ、あんなの彫ったな〜〜」などという陳腐な感想しか
持ってませんが。(-_-;


海外の人が日本の建築物を見て、「ビューティホ〜!!」
と言うのは、自分達の生活の中では見られない建築様式だからなんでしょうか。

日本でも西洋風の建築が増えたとは言え、ここまでの彫刻が
施してある建築物は見たことがありません。
少なくとも僕の生活圏内では・・・ですが。

あ、一つだけ見たことありました。


そう・・・シンデレラ城です。

ディズニーランドにある、あれです。
もう20年ほど前に見たきりですが。

まぁ、どちらにせよ、僕の生活圏内では・・・ないんですけどね。
ヨーロッパのレストランなんかで、「ミネラルウォーター下さい。」
と頼むと、炭酸入りのスパークリングウォーターが出てきます。

最近日本でも、徐々に商品化されているようですが、
僕はあまり好きではありません。

味の無い、ラムネ、または三ツ矢サイダー・・・
美味しくないです。(-_-;)

10年前ですかねぇ。
宗家先生に「水を頼め。ワシは炭酸入りのは嫌いだからな」と言われたので、わざわざ「炭酸抜きの水を下さい。炭酸無し」と拙い英語で店員に説明したにも関わらず、炭酸水が出てきてそれを飲んだ宗家先生に、こっぴどく怒られた記憶があります。そんなこんなで、炭酸入りの水はあまり好きではありません。笑
さて、ベルギーと言えば、もうひとつ。
そうワッフルです。

日本でベルギーワッフルとして売っているのは、
生地に味が付いていて、甘いのが多いですが、
本場のワッフルは生地自体にはそれほど味(甘味)が
ありませんでした。

写真では砂糖をまぶして食べてますが、他にも色々トッピングを
して食べるのが主流のようです。

なんだか、ちょっとイメージしていたのと違いました。
僕は和製ベルギーワッフルの方が好きです・・・ね。
おっ!わたくし、初登場です。どうも。

さて、ジュネーバーには飲み方があります。

グラスには、表面張力でギリギリこぼれない位、
なみなみとジュネーバーが注いであります。

@まずは、写真のようにグラスをテーブルに置いたまま
  口を近づけ、一口すすります。
A次に、グラスを持ち、「乾杯〜!」と、乾杯します。
Bそして、一気に飲み干します。

なぜ一気に。なのでしょうか・・・(-_-;
よくわかりませんが、きっとそれがなんでしょうね
そして、これがジュネーバー。

アルコール度数は40度ほど。

色々な味があります。
ドライ、フルーツ、ミルクなどなど。

それぞれの種類によってアルコール度数は違います。
ミルク味のは、アルコール度数が低め。

注文すると、恰幅が良く、白いひげを顔中に蓄えて、
丸めがねをかけて、パイプをいつも燻らせている、
おっちゃん(マスター)が
グラスと、ジュネーバーの瓶をもってテーブルにやってきます。

この写真は一口飲んだ後ですが、
ショットグラスに、溢れんばかりに、なみなみと注いでくれます

2つ下の写真で、狭い路地への入り口の上に書いてある、
おっちゃんの顔の絵。写真では見づらいかもしれませんが、
そっくりです。

なんか、熊みたいです。貫禄があります。

上の写真は、このジュネーバーのバーにかかっている看板。

下のは、外から撮影した、店の外観。
こんな感じでガラス張りになってます。

5人ぐらいが座れるカウンターと、5人かけぐらいの
丸テーブルが3つ。

20人も入ればいっぱいいっぱいな店内です。

観光スポットとしてガイドにも載っているようで、
平日の昼間だというのに、店内はおっちゃん・おばちゃんで
いっぱいでした。

この店の隣にはレストラン兼パブみたいな店があり、
オープンテラスのテーブルにはこれまた人がいっぱいで
昼間からビールを飲んでいました。

さすが、ビールの国、ベルギー・・・。
この建物と建物の間の、狭〜い路地みたいなところにある
おっさんの顔

なんじゃ?こりゃ?・・・という感じですが、

実は、ゲントで有名な「Jenever」というお酒のみを扱っている
バーです。

ジュネーバー、またはジネーバーと読むようです。
発音を聞いた限りでは、ジニーバーと聞こえましたが。

Jeneverというのは、ジンの一種だそうです。

この路地に入る。と言われた時には、
いったい、どこに連れて行かれるのだろう・・・(-_-;
と思ったものです。

路地に少し入ると、左側に、こ汚いドアが一枚あり
店につながっていました。
およそ、店だとは思えないような入り口でした・・・

どうやら、そこは店の裏手だったようで、
反対側はガラス張りで、店内は明るく、こじんまりとした
なかなかいい感じのバーでした。
ゲントは東フランドル州という地域の州都だそうです。
街中には今も運河が多く残っています。

この町は昔、運河によって、商業が栄えていたそうです。

この運河の水を使ってビールを作っているんだとか
いないんだとか・・・。

屋根つき・ガラス張りのボートに乗って、運河を巡る事が
できます。

あいにくの雨でしたが(雨が降らない日はなかったけど)、
古い建物や、歴史的な橋など色々見ることができました。
中世のヨーロッパと言えば(まだ中世にこだわってますが)



・・・ですね。

城といえば、ノイシュバンシュタイン城が有名ですね。
ドイツにある城ですが。
昔、教科書に載っていた写真を見て、いつか行ってみたいな
と思ってました。

ベルギーにも城があります。
Castle of the Countsというフランドル伯の城だそうです。

当然ですが石造りで、見張り台や地下牢、敵を退ける罠
なんかもあります。

剣や鎧、弓、ボーガン等の武器や、
ギロチンや、首切り刀、舌切りナイフ、革製拘束具等々・・・
なかなかエグイ拷問器具の展示がしてありました。

漫画「ベルセルク」の世界そのままだな、と思いました。
いいえ、ホグワーツの魔法学校ではありませんよ。
ハリーポッターもいません。
あれは、イングランドです。(?)
スコットランドの北部、ハイランドという所だそうです。

こう、なんというか、こんな感じの荘厳な建築物があって
まさに、ヨーロッパだなぁと思います。

なんか知りませんが
中世のヨーロッパだ!」と思ってしまうのは、
僕だけでしょうか・・・。もちろん現代のヨーロッパなんですが

まぁ、中世の時代から残ってる建築物ではあるのでしょう。
きっと。
なんだかわかりますか?

そう、公衆トイレの個室のドアです。
オランダのスキポール空港のトイレで撮ってみました。

なんで、海外のトイレのドアは下の所が開いているんだろう?

海外の映画やドラマなんかでは、もっと下が開いていて、
下ろしたズボンやパンツが見えてるっての見たことありますよね

まぁ、そんなことはないのでしょうが、覗かれそうでイヤですね
ん〜画質を落としてしまうと綺麗に見えませんが・・・

今回はゲントという町に滞在しました。
古いお城に観光に行きました。
そのお城の見張り台からの風景です。

高い建物はほとんどありませんね。

高層マンションなんてのは一つも見えません。

古い町なので、日本で言えば、京都みたいな感じでしょうか
京都も建築物の高さに制限がありますからね。

なんだかミニチュアのドールハウスみたいですねぇ。
はい。ベルギーと言えばビールですね。

なんとその数、400種類を越えるそうです。

レストランやバーでビールを注文すると写真のように、
ボトルとグラスを持ってきてくれます。
そう、それぞれのビールに合わせたグラスが用意して
あるんですね。

このビールを飲む時にはこのグラス・・・と決まっているんです。

グラスも色々な形があります。
写真では見にくいですが、奥のグラスと手前のグラスは
形が違いますね。
飲んでいるビールが違うからです。

このビールは修道院で作られているビールで、アルコール度数
9%ほどだったと思います。

関西では、リカマン(リカーマウンテン)でベルギーのビールが
数種類売ってます。
そのなかに、このWestmalleもあります。
ただ、アルコール度数は低いものです。

同じビールでもアルコール度数の違うものがいくつかあるようです。 リカマンで探してみてください。
毎年、チキンラーメンや、のり、梅干、味噌汁、割り箸などを
持っていきます。

まぁ、郷に入っては郷に従え・・・という事で、
洋食だろうがなんだろうが、何でも食べれるし、便秘に
なったりする事もないし、特に日本食が恋しくなる訳では
ないのですが、ちょっと小腹が減った時に、その国の
指導員が一緒にいないという事があります。

そんな時、食事をしようと、一人ウロウロして迷子になると
困りますね。(-_-;

で、ラーメン等を持って行くと、そういう訳です。
今年は、食料や、その他のかさ張る荷物は事前に郵送しました

ベルギーに着いて、荷物を開けてみると・・・

カップヌードル(シーフード)がこんな状態に!!!Σ( ̄ロ ̄lll)

しかもダンボールの中にシーフードの具がぁぁ・・(´Д`)

幸い、これ一個だけがクラッシュしていただけで、後の物は
大丈夫でした。

←ちなみに、このシーフードは鍋に移して、調理して食べました
こんな感じで各座席にリモコン(有線ですが)が付いてます。

リモコンの裏側は、なんと電話機になってます。

クレジットカードを読み込んで、通話が出来るように
なってます。メールも送れます。便利になりましたねぇ。
なんと、ヘッドレストの後ろにモニターが付きました!

えぇ、飛行機の話ですよ。
今までは天井にモニターが取り付けてあって、
皆でそれを見ていました。

ところが!
今年から、個々に好きな映画を選べ、ゲームが出来、
音楽も好きなのを選べ、メールもできる(有料)!!

ロードオブザリング、ブラザーベア、Mrインクレディブル、
ペンギンの行進、ナニーマクフィ
往復で5本の映画を見ました。(^_^;

一人に一つのモニター・・・ビジネスやファーストクラスでは
当たり前なんでしょうが、エコノミーで毎年行っている
僕にしたら、画期的な出来事です!!

はい、もちろん、毎年エコノミーですよ。
ビジネスに行くのに、エコノミークラスですわ。
腰が痛いです・・・。
カメラが長旅から帰ってきました!!
それでは白耳義日記を始めますっ!


ベルギーの自転車はデザインが古い

どうも、日本での流行の形とは違います。
日本で一昔前に一般的だったデザインが
多く置いてありました。

日本でよく見る、まっすぐなハンドルや
かまきり(チョッパー)ハンドルはあまり見ませんでした。

デザインよりも機能性を重視するのでしょうか。
まぁ、あまり機能的とも思えませんが。

所変われば品変わる。
なんだか面白いですね。
ホテルの部屋からの景色。
裏通りなのであまり綺麗とは言えませんが、
欧州の建築物が見えます。

今回はベルギーのゲントという町のホテルに滞在。

さてさて、白耳義(ベルギー)滞在記の始まりです。
しょうもない話ばかりですが、
どうぞお付き合い下さいませ。

ちなみに・・・
ここに掲載しようと写真をいっぱい撮ってきました。

しかし・・・

カメラを忘れて来てしまいました!!
ハイ、ベルギーにです。(^_^;
ただいま送ってくれるよう依頼中です・・・

カメラが届いたら
写真と一緒に日記アップします。

もうしばらくお待ちくださいませ。

カメラ・・・早く来ないかな・・・
白耳義日記
作:小塚 貴司